エアコンは一般的に売主の所有物であるため、売主が新居に持っていきたいと思えば話し合う必要はありません。
しかし「引っ越し先で買い替える予定」「エアコンが古くて置いていきたい」などといった場合は、買主に了承を得てから残すようにしましょう。
とくにエアコンが古い理由で残すような場合は、すぐに壊れたり処分費用がかかったりするため買主に迷惑がかかる恐れもあります。
必ずしもエアコンをもらって嬉しい方ばかりでないことに注意しましょう。
そのため、買主が「処分してほしい」と要望があれば、売主が売却前に撤去する必要があります。
エアコンを残しておきたい場合は、あくまでも提案の姿勢で話し合うことがポイントです。
「もし良ければ残しておきますが、いかがでしょうか」のように、押し付けられたと感じさせない話し方がスムーズに話し合うコツです。
また、なかには古くてもエアコンがあって嬉しいと感じる方も少なくないため、処分する場合も買主に相談してからが良いでしょう。
たとえば「売主はエアコンを不要としており、買主は必要としている」ような場合です。
売主は、新しく買い替えるもしくは、引っ越し先にエアコンがあるなどの理由で必要ない場合に、買主はできれば残してほしいと思っているケースです。
このような場合は、売主と買主の利害が一致しているため、エアコンを残したほうがお互いのメリットと言えます。
また、エアコンの撤去・移設には費用が意外とかかります。
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