不動産売却が通常よりも長期になる原因は?スムーズに売却するためには
設定価格が高い
売り出し価格が周辺の相場と比べて高いと、不動産売却が長引く可能性があります。
内覧者が現れない、内覧しても成約につながらないという場合は、価格が高いことが原因かもしれません。
また、中古物件の場合、リフォームしてから売却するケースも多いです。
リフォームにかかった費用を売り出し価格に上乗せすると、中古物件の魅力である安さが失われ、不動産売却が長引く可能性があります。
自分好みにリフォームするため、あえて中古物件を求める方がいることを押さえておきましょう。
売却時期が悪い
不動産の売買には、オンシーズンとオフシーズンがあります。
進学や就職などで引っ越しが増える「冬~春」と、人事異動が多い「秋」は、物件の動きが活発になる時期です。
そのため、そのタイミングで売り出すと早期の売却が見込めます。
反対に夏などのオフシーズンに売り出すと、需要がなく不動産売却が長引くかもしれません。
周辺環境が不便な場所
周辺環境が良くない場合、不動産売却が長引く可能性があります。
物件そのものに問題がなくても、周辺に廃棄物処理施設や遊戯施設などがあると、住環境に不安を覚える方も少なくありません。
とくに子どものいるファミリーは、周辺環境を重視するケースが多いです。
また、幼稚園や小学校、公園が近くにあるかどうかも、大切なチェックポイントとなります。
そのため、周辺環境に不安があったり、子育てしにくい立地の場合は、候補から外されてしまいます。