最初に、最低限抑えておきたいインターネット用語についてです。
インターネット回線と呼ばれるものには「光回線」「モバイル回線」「CATV(ケーブルテレビ)」「ADSL(エーディーエスエル)」があります。それぞれのインターネット回線の特徴とよく出てくる専門用語について簡単に説明します。
光回線とは?
光回線とは、光ファイバーという特殊なケーブルを用いたインターネット回線のことです。インターネット回線の中でもっとも通信速度が速く、快適なネット環境を整えられます。
マンションなどの賃貸物件では、月額約3000円〜5000円で利用できます。光回線を利用するためには、「光回線サービス」と「プロバイダ」の両方での契約が必要です。
プロバイダについては後ほど詳しく説明します。
光回線には、データ通信量の上限を超えて通信を行ったときに通信速度を低速に制限される「通信制限」がありません。そのため、データ通信量を気にせず、快適にオンラインゲームや動画を楽しみ、遠く離れた人とビデオ通話をすることも可能です。
2019年時点で光回線の契約件数は、約3100万件といわれていることからも、多くの人が高速ネット通信を利用していることがわかります。光回線であれば、インターネット回線の中でもっとも快適なネット環境を整えられます。
モバイル回線とは?
モバイル回線とは、携帯電話会社の電波を使ってインターネット接続ができる回線のことです。普段私たちが使っているスマートフォンもこのモバイル回線にあたります。
先ほどの光回線とは異なり、モバイル回線には「通信制限」があります。制限は主に、月間データ量の上限を超えた場合と、3日間(直近72時間)の通信量を超えた場合の2つのケースです。
一定時間が過ぎるのを待つことで制限が解除されますが、それまでは快適なインターネットはできなくなってしまいます。
CATV(ケーブルテレビ)とは?
CATVとは、専用回線を通じて多彩なテレビ番組を視聴できるサービスです。
CATVのインターネットはテレビ線を使用し通信します。通信速度は光回線と比較すると劣りますが、通信は安定していて一定の速度で利用できることがポイントです。
月額料金は約6000円と他のインターネット回線と比較しても高めとなっていますが、別途プロバイダ契約をする必要がないため、プロバイダ契約の手間や月額料金はかかりません。
ADSL(エーディーエスエル)とは?
ADSLとは、電話回線(アナログ)を使ってインターネットに接続するサービスです。インターネット回線の中でもっとも速度はありませんが、月額料金が約2000円から利用できますよ。
ただし、ADSLは2023年1月31日にサービス停止を決定しています。現時点で加入している方で引き続きインターネットを利用する場合は、光回線等へ乗り換えが必要です。
無線LANとは?
無線LANとは、文字の通りケーブルがなくてもインターネット接続ができる機能の総称です。
無線で通信できる距離は100メートルほどですが、無線LAN機器と電波を受け取るパソコンやスマートフォンの間に壁などの障害物があると、通信速度は遅くなります。
Wi-Fiとは?
Wi-Fiとは無線LANの認定規格の1つで、先ほどの無線LANという大きな枠組みの中にWi-Fiがあります。例えると、無線LANが「自動車」なら、Wi-Fiは自動車の中の「日本車」のようなイメージです。
Wi-Fiならケーブルを使わないので、パソコンを移動させてどこでも好きな場所でインターネットが利用できます。例えば、仕事の資料作りやメールなどはデスクで、動画の視聴やビデオ通話はソファーでくつろぎながらなど、そのときの気分に合わせて利用できるので便利です。
またスマートフォンをWi-Fi接続することにより、通信制限を気にすることなく、インターネットを利用できます。最近では家庭用ゲーム機や家電のWi-Fi対応も広がっています。
プロバイダとは
プロバイダとは、回線をインターネットにつなげるサービスを提供する事業者のことです。例えると、ネット回線は「高速道路」で、プロバイダはその高速道路を利用するためにくぐる「ゲート」です。
実際の高速道路に「ゲート」がいくつもあるのと同じで、プロバイダにも様々な会社があります。したがって、私たちがインターネットを使うためには「ネット回線」と「プロバイダ」の両方と契約する必要があるのです。
契約は2つパターンがあり、「ネット回線」と「プロバイダ」を別々に行う場合と、一体型といってセットになったものがあります。
インターネット「完備」と「対応」の違いとは?
インターネット完備とは
プロバイダ契約が完了していて、部屋まで回線がきている状態です。そのため入居後すぐにインターネットを利用することができます。面倒な回線工事やプロバイダ契約も不要で手間や工事費はかかりません。
インターネット対応とは
建物の共有部分までインターネットの回線工事が完了している状態です。インターネットを利用するためには、共有部分から自分の部屋まで回線を引き込む必要があり、自身でプロバイダに連絡をし契約をする必要があります。
選ぶときのポイント
インターネットは使いたいけれど速度などにこだわりがなく、仕事などで大容量データのやり取りのない方であれば、「インターネット完備」の物件がおすすめです。
一方で、利用する時間帯によって通信速度が遅くなると困る方や快適に動画を視聴したい方など、極力ストレスが少ない状態でインターネットを楽しみたい方は、自身で回線やプロバイダを契約するとよいでしょう。
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