賃貸物件における管理費・共益費の役割とは何か?
賃貸住宅の管理費と共益費とは
賃貸住宅の管理費は文字通り「管理をするための費用」。
つまりアパートやマンションの建物修復費用など、主にメンテナンス費として充てられます。
物件には「管理費」の他に「共益費」を設定しているものもあります。
以下の基準をご参考ください。
●管理費:物件に関する事務処理・設備や共用部分を、貸主が管理または維持するために必要とする費用。
●共益費:借主が共用する設備の運営または維持にかかる費用。
管理費だけを設定している場合は、上記費用の全てが含まれていると考えて良いでしょう。
どちらも物件に関わる運営や維持費で、住人が共有する廊下のライトの電球交換、清掃などが挙げられます。
この管理費や共益費は、家賃のように毎月支払う必要があります。
賃貸住宅の管理費・共益費、その必要性や注意点は?
管理費の内容がわかったところで、なぜ管理費が必要になるのか、損をしないための注意点についてもお話していきます!
管理費の必要性
管理費は、物件の運営や維持に必要な経費です。
例えば賃貸アパートやマンションで生活する際、階段や廊下部分の電球が切れてもそのまま、エントランスにゴミが落ちていても放置状態...というのは嫌ですよね?
入居者全員が住み心地の良い賃貸住宅であるためにも、管理費がある物件の方が安心です。
他にも「部屋が水漏れする」など賃貸住宅のお困りごとの相談は、まず大家さんや不動産会社を通すことが多いはず。
このように管理費の場合は、管理する側には何かと住人のクレームやトラブル処理といった負担もあり、管理費に人件費が含まれている場合もあるのです。
管理費の注意点
共益費も含め、管理費には実は法的な決まりが無く、大家さんまたは不動産会社が金額を自由に設定できます。
いつ廊下の電球が切れるか、スイッチが故障するかなんてタイミングは分かりません。
物件の環境や条件など、それぞれで考慮されているのです。
また、同じアパートやマンションなのに管理費・共益費が違うパターンがあるので注意!
主な3つの注意点について、みていきましょう。
・床面積の広さで変動
管理費・共益費は一律に設定している場合もありますが、床面積が広い物件ほど高かったり、角部屋など構造によって違ったりすることがあります。
例えば1平方メートルあたり100円だとすると、20平方メートルの部屋の管理費は2,000円。
このように、一般的には床面積の広さを基準として金額を設定している場合がほとんどです。
安易に広い部屋と決めず、管理費・共益費が他の部屋と同額であるかを事前に確認しましょう。
・入居時期で費用が変動
1~3月の引っ越しシーズンは当然入居者が増えますが、4月になっても入居者が入らず空き部屋が夏まで続く場合があります。
そこで8~10月などの変動が少ない閑散期に、空き部屋の管理費・共益費を安くすることもあるのです。
以上のことからも分かるように、管理費・共益費は実費では無いことや、物件によって金額にバラつきがあることを心得ておきましょう。
・共用施設の内容によって変動
マンション内のエレベーターも管理費・共益費で維持管理しています。
エレベーターや集会室、その他共有施設の有無も管理費・共益費に大きく関ってきます。
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