憧れの1人暮らしのお金事情は?
アルバイトをどれぐらいすれば良いのか考えるときは、親からの仕送り。大学生が一人暮らしをするときのお金事情を紹介!
大学生が一人暮らしをする場合、学費は大学のホームページなどを見ればわかりますが、それ以外の費用は人によって異なります。
また、経済的な余裕も人によってさまざまです。ここでは、大学生が一人暮らしをする場合のお金事情について紹介します。
1カ月の平均的な生活費と家賃相場
大学生になって初めて一人暮らしをするなら、まずは平均的な生活費を知っておくと参考になるでしょう。全国大学生活協同組合連合会の「第51回学生生活実態調査の報告概要」によると、1カ月の平均は10万円程度です。生活費は月々に変動があり節約によって減らすことも可能ですが、目安として毎月これぐらいの金額が必要になると考えおくと良いでしょう。
家賃は固定費として毎月同じ金額を支払い続ける必要があります。実家暮らしの学生より、大学生活中の経済的な負担が大きくなってしまう主な要因です。
平均的な1カ月の家賃相場はおよそ5万円で、都市部では平均よりも高くなります。部屋の広さの平均は、1Kの場合で15~20平方メートルぐらいです。一般的に大学の近くに借り、手軽に施設を利用しにいけるため、自室にはあまり広さは求めない傾向があります。
その他にも、大学の教科書代や実習費がかかりますし、部活や通学に要する費用などが生じることも考慮しておかなければなりません。
アルバイトで生活費は賄える?シミュレーションしてみよう!
大学生になると一人暮らしだけでなく、アルバイトを始めるケースも多いです。その収入を生活費に充てるつもりの人もいるでしょう。時給900円のアルバイトで、平日に5時間勤務を20日した場合でも9万円にしかなりません。平均的な生活費は約10万円なので不足する可能性が高く、仕送りなしで賄うのは難しいのが実情です。
もっと稼ぎたくても、土日までアルバイトをすると、部活や自由な時間が確保できないデメリットがあります。また、スポーツ系の部活に所属すると練習や試合があるので、働く時間を取りにくくなります。
親からの仕送りの平均はどれくらい?
の金額と大学生活における出費の差額を計算するのが基本です。そのため、仕送りしてもらえる金額について見通しを立てておきましょう。
一人暮らしをしている大学生100人を対象にしたアンケートでは、仕送りの平均額は約6万円でした。約5万円が最も多く、次いで約3万円という順番です。どれぐらい仕送りできるか親に尋ねにくいなら、家庭の経済状況や方針を考慮しつつ、これらの金額を目安にするという方法があります。
一人暮らしの生活費を節約する方法!
一人暮らしの経済的な負担を軽くするには、アルバイトに励んだり仕送りに頼ったりするだけでなく、食費や光熱費、通信費などを節約することも欠かせません。そのような生活費の節約術をまとめたので見ていきましょう。
食費を節約する方法
自炊をすることが食費を節約する基本的な方法です。外食で請求される料金は、食材費以外に調理やサービスにかかる費用も上乗せされた金額になっています。自分で食事の準備をすれば食材費だけで済むので出費を抑えられます。また、賄い付きの飲食店でアルバイトをしたり、親に食品を送ってもらったりすることも有効な手段です。自分で支払う機会を減らせるため、どちらも頻度が高いほど、食費の大きな節約につながるでしょう。
光熱費を節約する方法
家事の仕方を工夫することで光熱費の節約が可能です。たとえば、洗濯の回数を減らすと、その分だけ水道代が安くなります。一人暮らしの場合は、1日に溜まる洗濯物はそれほど多くないので、数日分をまとめて洗うと良いでしょう。同様に、まとめて調理を行うことも節約につながります。1回でたくさん作って保存したほうが、ガス代や電気代が少なくて済むからです。また、エアコンを使わずに扇風機を活用するなど、家事以外でも節約を心がけましょう。
通信費を節約する方法
現代の大学生にとって、携帯電話やパソコンなどの通信機器は必需品といっても過言ではありません。一人暮らしを始めて自分で支払うようになってから、通信費の高さに気付く人も多いでしょう。機種やキャリア、通信プランなどを安易に選ばないで、使用目的に応じて選択することが重要です。SIMフリーの携帯電話を選んで格安SIMを使用したり、モバイルルーターを利用したりすることで、大きく抑えられる可能性があります。
交際費を節約する方法
大学生になると交友関係が広がるので、それまでよりも交際費が高くなるのが一般的です。楽しいからといってお金のかかる遊びばかりしていると、すぐに金欠になりかねません。友人とお酒を飲むときは、居酒屋に行くのではなく、なるべく自宅に呼んで家飲みにしましょう。また、デートは何かと出費がかさむので注意する必要があります。たとえば、テーマパークのような商業施設は控えて、主に無料のスポットを利用すると節約できます。
一人暮らしにおすすめ!簡単で食費が節約できるレシピ
一人暮らしをしていると、学業や部活、アルバイトなどに加えて、身の回りのことをすべて自分でしなければなりません。そのため、なかなか自炊の時間を取れない場合があります。食費の節約のために、一人暮らしにおすすめの簡単レシピを紹介します。
量よりヘルシーであることを重視する人は、「簡単茶碗蒸し」と「豆腐のナゲット風」の作り方を覚えておきましょう。
- 簡単茶碗蒸し
まず、1食分のお茶漬けの素を容器に入れます。そこに卵を1つ割って落とし、水を注いで混ぜ合わせてください。このとき泡ができるので、取り除いておくと仕上がりがきれいです。色が均等になったら容器にラップをかけて、レンジで5分間を目安に加熱します。沸騰しすぎていれば、早めに切り上げるなど調整をしましょう。
- 豆腐のナゲット風
豆腐を崩してから小麦粉をまぶします。ツナ缶を開けてツナを入れ、そこに醤油とマヨネーズをかけましょう。しばらくこねるように混ぜ合わせたら、好みの量に分けてナゲットの形になるように整えます。そのあとは、フライパンで両面をこんがり焼くだけで完成です。
ボリューム満点の節約レシピ!
1皿で満足できるボリュームを求めるなら「油揚げでかさ増しカレー」と「電子レンジでできるパスタ」が適しています。
- 油揚げでかさ増しカレー
まずタマネギと豚コマ肉を炒めて、そのあとに油揚げと水を入れて煮込みます。そこにカレールーを入れて混ぜると完了です。さらに、カレーうどんの汁にリメイクすることも可能です。残ったカレーに水とダシの素を入れましょう。そして、水で溶いた片栗粉を入れてとろみをつけます。
- 電子レンジでできるパスタ
耐熱容器に水とひき肉、カットトマトを入れてから調味料をかけます。塩や砂糖だけでなく、ケチャップやとんかつソース、焼き肉のタレなども入れると味が豊かになるでしょう。よく混ぜたらパスタを折って沈めて、ラップをせずに電子レンジで加熱します。途中でかき混ぜて、好みの硬さにするのがポイントです。
一人暮らしのメリット!自由が得られ生活力も身に付く
お金の面だけを見ると、実家暮
らしよりデメリットが多いと感じるもしれません。しかし、実際には一人暮らしだからこそ得られるメリットもたくさんあります。ここでは、具体的にどのようなメリットがあるのかを説明します。
自由が得られる
外出時は門限を考慮しなくて良いですし、スケジュールを同居の家族に連絡する必要もありません。実家暮らしをしていると、家族のライフスタイルも気にしながら暮らす必要があります。一方、一人暮らしなら自分の好きなタイミングで入浴や食事を行えるなど、生活の自由度がアップします。たとえ深夜や早朝であっても、自分の都合を優先して行動できます。忙しい大学生にとって、そのような自由な生活が手に入るのは大きなメリットです。
生活力が身に付く
一人で生活をすると、洗濯や掃除、料理などをすべて自分でしなければなりません。そのため、家事のスキルが幅広く磨かれていくことになります。親と暮らしていると、家事を任せてしまう人が多いでしょう。つまり、大学生のうちに一人暮らしを経験することは、生活力を養うチャンスと言えます。今後社会人として独り立ちするときにも大いに役に立つでしょう。また、忙しいなかで家事をこなす必要があるので、時間を効率的に使うスキルも身に付きやすいです。
責任感が身に付く
自由を得られる代わりに、失敗した場合は基本的にすべて自分の責任になってしまいます。たとえば、寝坊をして遅刻したり栄養が偏って体を壊したりしても、誰に文句を言うこともできません。そのような生活を送っていると、自ずと責任感が身に付いていきます。金銭面に関しても同様で、自分でしっかりとお金の管理をすることが大切です。家賃や光熱費などの支払いをすることで、お金に対する責任感も強くなっていくでしょう。
一人暮らしで注意したいことは?
初めて一人暮らしをするときは、多かれ少なかれ不安を感じるものです。必要以上に警戒する必要はありませんが、無防備に生活するのも良くありません。前もって注意点を把握しておくことで、困った事態に陥るリスクを下げられます。
訪問販売に気を付けて、勧められても余計な買い物をしないことが大事です。家にいるときも戸締りをして、チャイムがなってもすぐにドアを開けないで、訪問者を確認しましょう。
健康面に関しては、栄養のバランスも考慮するなど、食生活に気を付けなければなりません。近隣の病院を確認しておくことも忘れないでください。宅配サービスの注文方法を調べたり、食料品の買い置きをしたりするなど、病気になった場合の生活に備えておくことも重要です。
近隣住民にきちんと挨拶をするようにしましょう。知り合いができると、周辺の情報を得られるようになるので心強いです。夜間に騒いで近所迷惑にならないように配慮するのも大切です。
一人暮らしを始めるために賃貸物件を探してみよう!
一人暮らしというと、すぐに賃貸物件を探すことに目が行きがちです。しかし、必要な生活費や家賃相場などを知らずに選んでしまうと、後悔することになるかもしれません。たとえば、過度のアルバイトや節約を強いられて、大学生活に支障が出てしまうおそれがあります。大学生になり憧れの一人暮らしを始めるために、まずはこの記事を参考にして準備や心構えを万全にしておくのが得策です。そのうえで、賃貸物件探しを検討してみましょう。
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